会長通信
- 2020.05.23
- 会長通信
緊急事態宣言も解除になり、県内公立校も正常化に向かっております。
ただ、約2ヶ月間の休校により多大な影響を受けた生徒の皆さん、楽しいはずの学校生活が奪われ、授業等の取り戻しは本当に大変だと思われます。ここは国民皆が我慢と努力の時期です。どうか腐らず励んでください。
そして正常化には教員の皆様の計り知れない御苦労があるかと存じます。誠に頭の下がる思いであります。
最高学年の生徒達には、進学、就職等でこの混乱の中より一層の御苦労をかけることになると思いますが、無事卒業までの御指導をお願い申し上げます。
さて先般、インターハイの中止に続き、高校野球選手権大会の中止が発表されました。
何の疑いもなく、日に日に勉学と共に頑張ってきた選手達を思うと、胸が締め付けられる思いであります。
仕方ない。
新しき事に前を向き歩め。
なんて勝手な事は言えません。
本当に悔しく、悲しい気持ちは選手諸君はもちろんのこと、御家族、先生方、そして我々同窓会としても同じ気持ちであります。
ただ、ありきたりな言葉で恐縮ではありますが、このような大きな障害は人生でそうあるものではありません。
我が母校も110年の歴史の中で、様々な有事を越え今があります。そのいつの時も、家族、恩師、仲間の有り難さに気付くのだと思います。
まさに「みよ、友愛の誠あり」
この困難を、校歌にあるこの言葉で乗り越えましょう。
そんな私も「止まない雨ははない」と常々思って生きております。
令和2年5月吉日
同窓会会員 福永稔啓